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開催日 2024/11/27 (水) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

【Live配信 or アーカイブ配信】 ~正・負極材,バインダーと電極の機能化~

リチウムイオン電池の電極構成,特性と新型電池の材料技術,今後の展開

主催 株式会社 技術情報協会 講師 菅原 秀一 氏 受講料 55,000円   

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★4~5Ⅴ対応の電極 ,負極の膨張収縮への対応,電池軽量化に向けたパッケージ材
★断熱・熱暴走対策のための新素材 , 電池リサイクルのための分離吸着など
開催日時 2024/11/27 (水)     10:30~ 16:30     (受付  10:00 ~ )

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申込み期間  ~ 2024/11/26
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 定員数の上限はございません
受講料 55,000円 (税込/各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 ・会場名: Zoomを利用したLive配信
・住所:  【Live配信】2024年11月27日(水) 【アーカイブ(録画)配信】2024年12月4日まで受付(視聴期間:12月4日~12月13日まで)
・交通アクセス: ※会場での講義は行いません。
講師
菅原 秀一 氏 講師写真

菅原 秀一 氏  (スガワラ シュウイチ)

泉化研(株) 代表

【略歴】
1972年~2000年 呉羽化学工業(株) 機能材料部技術担当部長
2000年~2005年 三井物産(株) 無機化学本部PM
2005年~2009年 エナックス(株) 米澤研究所 先端技術室PM
2005年~2009年 NEDO 系統連系蓄電池システム 研究PM


※電池関連の技術指導および講演,執筆多数

カリキュラム、
プログラム
【講座の趣旨】

  1991年にSONY(株)によって創造された“リチウムイオン電池”は、33年後の現在、EVを始めグローバルな、モバイル電源のほぼ全てを担うに至った。しかし2024夏現在、あれほど勢いがあったEVと、EV用電池の生産量が急に低下した。特に欧米においてその状況が著しいが、順調な生産を継続する中国においても、その内容は特に原材料のコスト構成において、劇的な変化が見える。 EVの普及には電池コストが最大の障壁である、これはこの十数年言われ続けて来た。コストは正極材の問題であろうと考えていたが、意外にも正極のバインダーである、ふっ素ポリマー(PVDFなど)にも降りかかって来た。コバルトフリーの鉄リン酸リチウムLFP正極材への、大幅なシフトは、安価な水系バインダーの採用と相まって、フッ素ポリマーのサプライへの警戒論が出て来た。  元よりバインダーは発電要素ではなく、無ければないで済む存在である。同時に使用される溶剤NMPも、リサイクルコストも含めて、コストアップの原因である。筆者は1991年からバインダーに携わって来たが、上記の様な自己矛盾の意識は常にあった。今後の全固体電池を含む、リチウムイオン電池の更なる進展の為には、(湿式)バインダーを解消して乾式プロセスに移行し、更にはバイポーラー(双極子)電極によって、比容量Wh/(Kg、L)の大幅なアップの可能性を探りたい。


【セミナープログラム】

1.(基礎)電解液系リチウムイオン電池における電極バインダー
  1.1 バインダーの役割と特性(1)セルの構成,接着と結着
  1.2 バインダーの役割と特性(2)湿式プロセスにおける塗工
  1.3 電気化学的な環境,充放電と酸化・還元
  1.4 正極材の種類とバインダー,溶剤系vs.水系
  1.5 負極材の種類とバインダー,溶剤系vs.水系

2.(応用)電解液系リチウムイオン電池における電極バインダー
  2.1 バインダーに関する直近12ヶ月の各社の開発動向
  2.2 正極材の二極分化と選択,LFPとNMC三元系
  2.3 負極材の多様化とバインダーの選択, 炭素系とシリコン系
  2.4 フッ素系バインダーとフッ素系ケミカルの環境問題

3.(展開)バインダーフリー,ドライプロセスとバイポーラー
  3.1 バインダーフリーの電極板製造
  3.2 ドライプロセスによる電極板製造
  3.3 バイポーラー(双極子)セル

4.(転換)全固体電池とイオン伝導
  4.1 各社の開発動向,EV,電子部品と新たな産業用
  4.2 固体電解質,硫化物系と酸化物系
  4.3 全固体セルの構成,イオン伝導系と電子伝導系
  4.4 正・負極材の電気伝導とイオン伝導,選択の基礎
  4.5 半固体と全固体セル

5.(多元)リチウム硫黄電池
  5.1 非遷移元素の正・負極構成
  5.2 バインダーレスの電極構成
  5.3 目標レベルと可能性

【質疑応答】


※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前
までに 「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ
頂けましたら,講演中に対応させて頂きます。
特典 セミナー資料付
各講で最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など,状況により中止させて頂く事が御座います。

●Live配信セミナーの受講について
・ Zoom公式サイトで視聴環境を確認の上、お申し込みください。
・ 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・ Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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