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開催日 2024/10/28 (月) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

リチウムイオン電池におけるデンドライト形成機構とその抑制技術【Live配信セミナー】

主催 株式会社 技術情報協会 講師 後藤 和馬 氏 &nbs... 受講料 60,500円   

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★デンドライト析出メカニズムの理解、破裂や発火の防止へ向けて!

このセミナーを受講すると、こんなスキルが身につきます

【第1部】
・固体NMRの基本
・固体NMRによる二次電池の解析方法
・ex situ 測定とオペランド測定の違い、それぞれからわかること
・デンドライトの観測実例
・最近の研究成果

【第2部】
・リチウム金属負極に関する基礎知識
・市販CNTの特徴と分類
・デンドライト抑制技術の開発動向

【第3部】
・金属リチウム負極反応の制御方法
・材料化学からのアプローチ
・材料の多様性による金属リチウム負極反応への影響
開催日時 2024/10/28 (月)     10:30~ 16:15    

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申込み期間  ~ 2024/10/25
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 30名
受講料 60,500円 (各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 ZOOMを利用したLive配信
会場での講義は行いません 

講師
後藤 和馬 氏 講師写真

後藤 和馬 氏

北陸先端科学技術大学院大学 ナノマテリアルテクノロジーセンター 教授

周 英 氏 講師写真

周 英 氏

(国研)産業技術総合研究所 ナノカーボンデバイス研究センター 主任研究員

田港 聡 氏 講師写真

田港 聡 氏

三重大学 大学院工学研究科 助教

カリキュラム、
プログラム
<10:30~12:00>
1.固体NMRによるリチウムイオン電池、ナトリウムイオン電池のデンドライト析出過程の解析

北陸先端科学技術大学院大学 後藤 和馬 氏

リチウムイオン電池をはじめとする二次電池の普及は進んでいるが、発火などの事故は依然として大きな問題となっている。電池が過充電されると負極活物質上にデンドライト状リチウムが析出し、セパレータを破って短絡の原因になるため、デンドライトの析出状況を的確に観測することは極めて重要である。本講演では、固体核磁気共鳴法(NMR)を用いたリチウムイオン電池やその他二次電池の負極上のデンドライト析出過程の精密観測について、NMRの原理からその場観測(オペランド解析)手法も含めた最新の研究成果までを紹介する。

1.電池の固体NMR測定
 1.1 NMRについて
 1.2 NMR測定の長所と短所
 1.3 固体NMRの特徴(7Li, 23Na)
 1.4 ex situ 測定とオペランド計測

2.炭素負極,その他電池材料のNMR観測
 2.1 電池材料の7Li NMR, 23Na NMR信号シフトの要因と帰属
 2.2 リチウムイオン電池負極上のデンドライト生成過程および時間経過による変化過程の観測
 2.2 ナトリウムイオン電池電極内ナトリウムの状態分析
 2.3 NMRからわかるデンドライト析出メカニズム

<13:00~14:30>
2.CNTシートを用いたリチウム金属電極の開発とデンドライトの抑制

(国研)産業技術総合研究所 周 英 氏

リチウム金属負極は、理論容量密度が3860 mAh/gと非常に高いため、電池のエネルギー密度を飛躍的に向上させる究極の負極材料として期待されています。しかし、充放電時にデンドライトが発生することで、電流密度の低下や寿命の短縮といった課題が生じます。本講演では、まずこの課題に対処するための世界最前線の研究事例をご紹介します。その後、カーボンナノチューブシート(CNTシート)を用いたリチウム金属負極技術について詳しく解説いたします。

1.はじめに

2.Li金属負極の研究背景と課程

3.Li金属負極の開発動向

4.CNTによるLi金属負極の開発動向と課題

5.産総研におけるCNT膜によるLi金属負極の実用化研究
 5.1 CNTについて
 5.2 CNT膜によるLi金属負極の評価
 5.3 デンドライト抑制メカニズム

6.まとめ

<14:45~16:15>
3.有機・無機固体材料による金属リチウム負極の性能向上の検討

三重大学 田港 聡 氏

金属リチウムは、現行負極て゛ある炭素材料の約10倍の理論容量、およひ゛卑な電極電位を示すことから、高エネルギー密度か゛期待されるLi-S電池やLi-air電池なと゛、次世代二次電池の負極材料として注目されている。しかし、デンドライトの析出や溶解・析出型の反応に起因する大きな体積変化、また電解液成分の還元分解なと゛の副反応のため、電極反応の可逆性か゛低い。電解液の還元反応生成物は電極表面(電極・電解質界面)に堆積し、金属の析出形態・反応に影響を及ほ゛す。本研究では、この界面の生成物(界面相)を制御する趣旨で、有機・無機固体材料を検討してきたので、その機能や課題について紹介する。

1.研究背景
 1.1 蓄電池の高エネルギー密度化
 1.2 金属リチウム負極の適用と課題

2.有機・無機材料による金属リチウム負極反応の検討
 2.1 有機材料
 2.2 無機材料
特典 セミナー資料付、各講最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)
割引適用の場合は、お申し込み後、技術情報協会より確認のご連絡を差し上げます。

●Live配信セミナーの受講について
・ Zoom公式サイトで視聴環境を確認の上、お申し込みください。
・ 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・ Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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