【オンライン】レアメタルの基礎と最新動向～変わりつつある資源観と資源戦略～

一般社団法人企業研究会原田　幸明氏 41,800円

本セミナーはWEB会議システム（ＺＯＯＭ）を利用して開催いたします。
ご自宅やオフィスなどからご受講可能でございます。

【開催にあたって】

レアメタルは産業のビタミンと呼ばれるように、微量ではあるがその供給が途絶えると全体が変調をきたす。モノづくり中心に動いてきた日本経済にとっては欠くことのできない資源である。そのレアメタルの確保戦略を再考する兆候が見えだしている。これまで経済のグローバル化のもとでコモディティー化を進めてきたこれら資源が、グローバル流通から囲い込みへとその形態を変え始めている。

ここでは、まず、基本としてレアメタルとはなにか、その用途とその今後の展望について述べるとともに、SDGsおよびサプライチェーン管理の観点からのレアメタル・資源問題を整理し、現在資源に対しておこりつつあるグローバルな変化について述べていく。さらには、今後の資源戦略を考える方向性として、リサイクル至上論を脱したサーキュラー・エコノミーの方向性、元素戦略の再評価について述べる。

なお、講義においては、スマホでできるアンケートシステムを活用し、双方向性を重視した講義になるように務めるつもりである。

セミナーの対象者はこんな方です

研究開発部門、サステナビリティ部門、経営企画部門の方など

会場

講師

プログラム

特典

お知らせ

開催日時

2024/10/30 (水) 13:30～ 16:30 （受付 13:00 ～ )

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申込み期間

～ 2024/10/29

主催会社

一般社団法人企業研究会

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定員

25名

受講料

41,800円

開講場所

ＺＯＯＭ配信（会場での受講はございません）
　　

講師

原田　幸明氏

カリキュラム、
プログラム

１．産業のビタミン＝レアメタル
　1.1 レアメタル？レアアース？希少金属？
　　・レアメタルはレアなメタルか？
　　・メジャーメタルとマイナーメタル
　1.2再生可能エネルギーとレアメタル
　　・バッテリー
　　・PV
　　・風力発電
　　・EV
　1.3情報技術と希少金属
　　・LS、
　　・センシング
　　・ビジュアリゼーション、ウエアラブル…
　1.4クリティカル・マテリアルとしてのレアメタル
　　・価格、採掘量、埋蔵量の歴史的変化と特徴
　　・資源偏在の現状
　　・2010年のレアアースショックの教訓
　　・クリティカリティーの取り組み

２．レアメタルとSDGs
　2.1 レアメタル採掘現場で起きていること
　　・生物多様性
　　・生態系の破壊
　　・水銀、ヒ素、ラジオアイソトープ…
　　・紛争鉱物
　　・弱年労働問題
　2.2 レアメタルの環境背後霊
　　・採掘・選鉱・製錬
　　・カーボンフットプリント
　　・関与物質総量(TMR)
　2.3 企業の社会的責任としてのサプライチェーン管理

３．今変わりつつある資源観
　3.1 資源は枯渇するか
　　・埋蔵量の誤解
　　・枯渇の実相
　3.2 資源問題幻想の現実的把握
　　・LCAにおける資源利用インパクトの変化
　　・クリティカル・マテリアルの見直し
　3.3 何が変わってきているか
　　・上がる価格、伸びない投資
　　・グローバリジェーションから抱え込み経済へ
　3.4 histrical view

４．サステイナブルな資源利用に向けて
　4.1 サーキュラー・エコノミーの動き
　　・CEと循環型社会の混同の危うさ
　　・モノ売り経済からの脱却
　4.2 都市鉱山伝説の脱却
　　・100%リサイクルは可能か
　　・都市鉱山はどこにある?
　4.3 資源外交論に未来はあるか?
　　・戦後日本政府の歴史的資源戦略
　4.4 「今あるものを使う」の重要性
　　・量のリサイクルから質のリサイクル
　　・サプライチェーン管理スクラッブの活用
　　・「元素戦略」:減量、循環、代替

お知らせ

受講料（1名様につき）
一般のお客様 41,800円（本体　38,000円）
企業研究会会員 38,500円（本体　35,000円）

※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
　お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

※講師とご同業の方はご参加頂けない場合がございます。予めご了承ください。