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開催日 2024/10/09 (水) 開催地 愛知県

粘着剤・テープに求められる物性とその設計【名古屋開催】

主催 株式会社R&D支援センター 講師 大西 啓仁 氏 受講料 55,000円   

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粘着剤、粘着テープを設計するためのプラト―モジュラス、ガラス転移温度や界面とバルクの役割について詳解!!


粘着剤、粘着テープを設計するための基礎物性(プラト―モジュラス、ガラス転移温度など)や界面とバルクの役割について深く理解することで、今後の開発活動に役立てる。

このセミナーを受講すると、こんなスキルが身につきます

習得できる知識

粘着剤の定義、粘着剤と接着剤の違い、粘着の3要素から、粘着剤の基礎を理解する。
粘着テープ評価方法の意味や全体像について理解する。
粗面プリズムを用いた接着面積測定という手法を通して、粘着性発現のメカニズムを理解する。
粘着剤の基本設計を考える場合に、プラト―モジュラやガラス転移温度をどのように設計するか、そのバルク物性を制御する要因は何かを知る。
また、バルク物性と同様、粘着剤表面も重要であり、粘着剤表面を改質することで粘着特性がどのように変化するかを理解する。
最後に、研究開発マンとして、さらに成長するためには何が必要かを考える。
  特典
開催日時 2024/10/09 (水)     10:30~ 16:30    

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申込み期間  ~ 2024/10/08
主催会社 株式会社R&D支援センター
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定員 20名
受講料 55,000円
開講場所 ・会場名: ウインクあいち 11F 1105
・住所: 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区中村区名駅4丁目4−38 ウインクあいち 11F 1105
・交通アクセス: JR、私鉄、地下鉄「名古屋駅」より 徒歩5分
講師
大西 啓仁 氏 講師写真

大西 啓仁 氏

粘接着技術研究所 代表 技術士(化学部門)

昭和50年4月:日東電工株式会社 入社 
平成8年10月:工業材事業部門 粘着技術開発センター長
平成11年10月:工業材事業部門 粘着テープ研究センター長
平成12年3月:粘着テープ研究部長
平成19年4月:インダストリアル事業部門 基盤技術部長
平成24年4月:日東電工株式会社 定年退職
平成24年5月~平成29年3月:日東電工(株)グループ会社 技術顧問 
平成29年4月~現在:技術コンサルタント

この間、機能性両面テープ、表面保護フィルムなどの粘着テープの研究開発や脱溶剤化技術開発に従事。平成24年度に技術士(化学部門)の資格を取得し、現在、技術コンサルタントとして活動中。

カリキュラム、
プログラム
1.粘着テープ事業について

2.粘着剤・粘着テープの概要
 2-1.粘着剤の定義、粘着剤と接着剤の違い
 2-2.粘着剤は、なぜくっつか? 粘着の3要素
 2-3.粘着剤構成材料、粘着剤の分類 

3.粘着テープの試験方法
 3-1.粘着力、タック、保持力
 3-2.応力・歪曲線(S-Sカーブ)、ゲル分率(架橋度)、粘弾性(温度分散)

4.粘着テープの用途と評価方法
 4-1.表面保護フィルム(液晶部材保護用)
 4-2.自動車塗膜保護フィルム
 4-3.両面粘着テープ
 4-4.半導体工程用テープ
 4-5.医療用粘着テープ

5.粘着剤のバルク物性:ゴム状平坦域弾性率(プラトーモジュラス)の設計
 5-1.動的粘弾性測定について(G’,G”の意味)
 5-2.粗面プリズムを用いた接着面積測定法(光学法)
 5-3.接着面積とプラトーモジュラス
 5-4.粘着性を発現する限界プラトーモジュラス(粘着クライテリオン)
 5-5.マクロな接着とミクロな接着
 5-6.ヤモリの接着メカニズム

6.粘着剤のバルク物性:ポリマーのプラトーモジュラスは何で決まるか?
 6-1.ポリマーの絡み合いと絡み合い点間分子量
 6-2.プラトーモジュラスと架橋
 6-3.プラトーモジュラスと結晶
 6-4.プラトーモジュラスと分子量
 6-5.タッキファイヤーを添加するとなぜプラトーモジュラスが低下するのか?

7.粘着剤のバルク設計:ガラス転移温度(Tg)の設計
 7-1.Tgと化学構造、Tgの測定方法、アクリル系ポリマーのTg
 7-2.用途別粘着剤のTg設計(イメージ)、ゲル分率とTg
 7-3.自由体積とは何か、等自由体積理論
 7-4.タッキファイヤー添加による粘着剤Tgの変化とFOX式による予想

8.粘着剤のバルクと界面
 8-1.時間・温度換算測とマスターカーブの作り方
 8-2.接着に与えるバルクと界面の寄与
 8-3.二層積層法による粘着剤表面改質
 (1)官能基の効果、(2)主モノマーの効果、(3)タッキファイヤーの効果

9.相分離法による粘着剤表面改質
 9-1.相溶性をSP値と分子量から理解する:フローリー・ハギンス式
 9-2.タッチパネル用粘着剤の表面改質:事例紹介1
 9-3.保護フィルム用粘着剤の表面改質:事例紹介2

10.最後に、研究開発マンとして成長するためにさらに何が必要かを考える
 10-1.研究開発の10原則 
 10-2.好奇心を持っていろいろな材料を扱い理解する
 10-3.伸びる研究者は何故かを考え理解し知識を積み上げる
セミナー参加費
支払い方法
銀行振込か会場にて現金でお支払いください。



銀行振込みの場合、原則的に領収書は発行いたしません。

領収書をご希望の場合は、当日会場で受講料をお支払いください。



クレジットカードはご利用いただけません。
お知らせ ・資料付(昼食は各自ご用意ください)

・2名同時申込の場合、合計110,000円(税込)→合計55,000円(税込)
※両名の会員登録が必要です。


・キャンセルについて
原則としてキャンセルはお受けいたしかねます。
ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

代理の方が見つけられない場合、セミナー開催日より、
営業日で8日前までに限りキャンセルを承ります。
8日を過ぎますと欠席扱いとし、受講料の全額をお支払いいただきます。
ご欠席の場合は後日、セミナーで使用したテキストをお送りいたします。
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