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開催日 2024/10/04 (金) 開催地 東京都

外観品質向上のため、塗装系における各塗膜の役割と耐候性技術を知ろう!

塗料・塗膜の基礎(塗装系)と欠陥分析技術、耐候性技術【東京開催】

主催 株式会社R&D支援センター 講師 赤堀 雅彦 氏 受講料 55,000円   

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塗料業界に新しく参入される方だけではなく、関連業界で活躍されている方々に、塗料・塗装・塗膜に関する基礎的な知識として、塗装系における各塗料(前処理、電着、溶剤塗料)の特徴や塗装工程を復習し、それぞれの目的や注意する点を概説します。また製品の外観品質向上を目指す上で、塗膜欠陥(はじき、へこみ、たれ、わき、膨れ、異物)のメカニズムを整理し、これらの分析手法と対策について解説いたします。また、外観向上のための「耐候性」について、現状と課題について考えます。

このセミナーを受講すると、こんなスキルが身につきます

習得できる知識

塗膜構成(塗装系)に関して理解することで、塗装塗膜のポイントを考え直すことができます。また、製品性能の点から、塗膜(製品)の欠陥(特に、はじき、へこみ、たれ、わき、膨れ、異物)に関して、その発生メカニズムを理解し、品質向上につなげます。また、耐久性のひとつである「耐候性技術」について、屋外暴露や促進試験の現状、促進性と相関性やその評価方法について修得できます。
(皆様からのお困りのことがございましたら、ご相談頂くことも可能です。)

セミナーの対象者はこんな方です

・現在、またはこれから塗装やコーティング分野に関わりがある方(初級~中級)
・基材の表面処理から上塗りまでの塗装系について、基礎から学びたい方
・塗料/塗膜の劣化(塗装外観)や欠陥分析技術を習得したい方
・外観品質向上のための「耐候性技術」について、基礎から学びたい方
  特典
開催日時 2024/10/04 (金)     10:00~ 17:00    

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申込み期間  ~ 2024/09/27
主催会社 株式会社R&D支援センター
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定員 20名
受講料 55,000円
開講場所 ・会場名: 江東区産業会館 第1会議室
・住所: 〒135-0016 東京都江東区東陽4-5-18 江東区産業会館
・交通アクセス: ・東京メトロ東西線「東陽町駅」 4番出口右隣り
講師
赤堀 雅彦 氏 講師写真

赤堀 雅彦 氏

(株)クボタ 研究開発本部
マテリアル・キャステンングセンター 担当部長

【専門】
塗料/塗膜の評価解析、塗装工程、耐候性技術

カリキュラム、
プログラム
1.塗料の基礎
  1.1 序章:塗料の歴史「なぜ、塗るのだろう?」
  1.2 塗料の3つの役割(外観、保護、機能)
  1.3 塗料、塗装、塗膜の基礎用語
  1.4 塗料の構成成分、塗料の種類
  1.5 塗料成分(樹脂、顔料、溶剤、添加剤)とその役割
  1.6 塗装工程とその目的
  1.7 塗装方法、塗装系の考え方

2.表面処理工程とその目的・必要性
  2.1 ショットブラスト工程
  2.2 脱脂工程(アルカリ脱脂と酸洗いの違い)
  2.3 表面調整工程
  2.4 化成処理工程(りん酸鉄、りん酸亜鉛、酸化ジルコニウム)
  2.5 表面処理の不具合事例

3.電着塗装工程(含:プライマー処理(下塗)
  3.1 電着塗料の基礎、塗着メカニズム
  3.2 電着塗装の特徴、付き回り性(プライマーとの比較)
  3.3 電着工程(ライン)の管理

4.溶液系塗料の塗工方法
  4.1 溶剤系塗料vs水系(水性)塗料 その特徴と欠点
  4.2 種々の塗装法(カーテンコーター、ロールコーター、スプレーなど)
  4.3 スプレーガンの各特徴とスプレー塗装の適正粘度
  4.4 メタリック塗装、パール塗装、クリヤ塗装の特徴

5.塗料・塗膜の品質管理、塗膜不良(欠陥)の評価・分析法
  5.1 評価・分析の考え方(アプローチ)
  5.2 前処理の重要性
  5.3 分析機器選択のKey point
  5.4 分析/解析の3つの観点
    (1)外観観察
      ~塗料・塗膜の状況を把握する~(外観評価:色相、光沢など)
    (2) 化学的分析
      ~塗料・塗膜の化学構造を把握する~(赤外分光法など)
    (3) 物理(物性)的分析
      ~塗料・塗膜の物性を把握する~
  5.5 解析評価や機器分析の事例紹介
    (はじき、へこみ、たれ、わき、膨れ、異物を中心として)
    (1) 塗膜のはじき分析
    (2)塗膜に異物分析 など

6.耐候性技術、その試験法と劣化評価
  6.1 耐候性と劣化因子:4大主因子と副次的因子
  6.2 耐候性技術で知りたい3つのこと
  6.3 実曝試験と促進耐候試験
    (1)「促進性」 と 「相関性」は、なぜ合い難いのか!
    (2)自然環境の多様性(複雑な環境要因)
    (3)試験方法、機器の多様化
     ・従来の促進耐候試験(サンシャイン、キセノン、メタハラなど)の選び方
     ・新しい促進耐候試験法
  6.4 評価方法の多様化
    (1)外観評価(色相、光沢、白亜化、クラックなど)
    (2)化学的評価(赤外分光法など)
    (3)物性的評価(熱的変化、硬度など)
  6.5 耐候性の強い塗膜(製品)への設計思想
    (1)長寿命化のための3つの手段
    (2)寿命予測の考え方と課題

<質疑応答>
セミナー参加費
支払い方法
銀行振込か会場にて現金でお支払いください。



銀行振込みの場合、原則的に領収書は発行いたしません。

領収書をご希望の場合は、当日会場で受講料をお支払いください。



クレジットカードはご利用いただけません。
お知らせ 資料付


・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。


・キャンセルについて
原則としてキャンセルはお受けいたしかねます。
ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

代理の方が見つけられない場合、セミナー開催日より、
営業日で8日前までに限りキャンセルを承ります。
8日を過ぎますと欠席扱いとし、受講料の全額をお支払いいただきます。
ご欠席の場合は後日、セミナーで使用したテキストをお送りいたします。
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